2012年からTumblrで運用してきたこのBlogですが、遂にWordPressへ引っ越すことにしました。
賃貸住宅に住んでれば建物保守はオーナー任せで気楽なのですが、オーナーの意向で突然不便を強いられるなんてことがあります。
Blogもまた然り。レンタルブログを借りてればシステム保守やセキュリティ対策は運営会社にお任せなので気楽ですが、運営側の都合で突然勝手に仕様変更されるリスクがあります。
Tumblrも2016年3月頃からfacebookアプリ等からの閲覧時に専用アプリのインストールを強制されるようになってしまいました。
そんな訳でレンタルブログ生活を卒業し、初めてWordPressを使ってのサイト構築に挑戦してみることにします!
幸い、他の用事で以前から借りてたレンタルサーバーにWordPressの自動インストール機能がありました。
なんとTumblrからのインポート機能もあるじゃないですか!
設定事項を記入して実行すると、自動でTumblrから記事を読み込んでくれます。「これで移転済んだも同然じゃん?」とヌカ喜びしたのですが、実はここからの道のりが長いのでした。。
↑こんな感じでコジャレデザインのブログテーマが何千種類と選び放題なのですが、なんかゴテゴテした手の込んだものばかりで気に入ったシンプルなものが見つかりません。それに他人が作り込んだテーマは、メンテナンスや改造時にソースコードを読み込んで理解するのにとても苦労します。
そこで結局、長年見慣れたTumblrテーマに似た感じのシンプルなテーマを、勉強を兼ねて一から自作することにしました。以下のサイトの解説が参考になりました。
とりあえず必要最低限の骨組みだけササッと作ってみて、必要に応じて肉付けしていくスクラッチビルドタイプの人には最適な入門記事です。ここで覚えなきゃいけないテンプレートタグはたったの6個。所要時間はなんと10分!
■ テーマを自作したい人必見!WordPressの基本的な仕組み
とりあえず組んでみた骨組みに、どうやって肉付けしていったら良いかがよく分かる記事。全部を読み込まなくても、全体像をざっくり把握して必要な部分だけを抜粋して調べることができます。
全体的な構造やデザインが出来上がって来ると「次の記事ボタンはどうやって作る?」「記事ごとのview数を見たい!」「SNS共有ボタンが欲しい!」といった細かいトコロが作り込みたくなってきます。
■ WordPressで「前の記事へ」、「次の記事へ」をカスタマイズする方法
■ WordPressで個々のブログ記事に「1,000 Views」のような閲覧数を表示させる方法
■ 【厳選】wordpressでシェアボタンを表示させるのにオススメな5つのプラグイン
最後にサーチエンジン対策。
現在月間2,000チョイの方々がgoogle検索やyahoo!検索で記事を探してやって来て下さっています。中にはまとめサイトやソーシャルブックマークで記事をシェアして下さっている方々もおられます。TumblrとWordPressではパーマリンクと呼ばれる記事のURLが異なっており、そのままでは過去の記事がリンク切れを起こしてしまいますので、新しいサイトのBlog記事に自動的に転送されるようにしてやる必要があります。
そんな時に便利なのが「Redirection」というプラグイン。
新旧サイトのパーマリンク(記事の個別URL)を登録しておけば、旧サイト記事宛の訪問者を新サイトの該当記事へ自動転送してくれます。但しURLに日本語が含まれていると正しく転送されませんので、下記のツールでURL中の全角文字部分を半角文字に変換してからRedirectionへ登録してやる必要があります。
Tumblrからのインポート機能は、実は記事中の写真を取り込んではくれません。一応写真が表示されてはいますがソースコードを確認するとTumblrの画像タグがそのまま貼られていました。Tumblr側のBlogを削除すれば表示されなくなってしまいますので、地道に記事中の写真を載せ替えていく必要があります。面倒臭くてまだやってないけどね。
というわけでこの記事をお読みのあなた。新居へようこそ!
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