いよいよオペを開始します!
ペンタローブ(5つ星型)ドライバで反時計回りに回します。
ネジ穴が非常に小さいのと、ネジの先に抜け止め剤が塗られているので
不用意に回すとすぐにネジがなめてしまいます。
押す力7、回す力3くらいで回します。
これでバックパネルについたプラスチックのツメが金属フレームから
外れてバックパネルが外せるようになります。
ツメを折ってしまわないよう、そっと慎重に外しましょう。
右側の一番大きな部品がバッテリー、左側がロジックボードです。
バッテリーの左下に、バッテリーをロジックボードに接続する
コネクターがあります。
写真の赤丸の2本のネジを精密プラスドライバーで外します。
2本のネジは長さが微妙に異なっています!
上が1.5mm 下が1.7mmです。
どちらについているネジだったのか忘れないように注意!
バッテリーコネクタを固定している2本のネジのうち上のネジ穴には
黒色に金の接点の付いた小さな部品が留まっています。ピンセットで
右へスライドさせると外せます。
バッテリーコネクターをプラスチックのオープナーでめくると、パチっと外れます。
バッテリーは粘着剤でフレームに貼り付けられています。
右側の隙間にプラスチック製のオープニングツールを入れてこじると
メリメリと剥がれて来ます。左側はこじっちゃダメです!注意!
バッテリーの左側には親切にもフィルム状のプルタブが付いています。
工具等でこじるとロジックボードやA5プロセッサー等、重要部品に
圧力がかかり破損する恐れがあります。必ずプルタブを引いて
バッテリーを剥がしましょう。
こんな感じにぐるりと粘着剤がついています。
組み立てるときはまたペタッとくっつきますのでご安心を。
プルタブの下にある金属板は、Dockユニットとロジックボードを
接続するコネクターを固定しています。両側のネジを精密プラス
ドライバーで外します。こちらも左右で長さが微妙に異なって
いるので注意!右が1.5mm左が1.2mm。
金属カバーを外すと下に海苔みたいなのがあります。プラスチック製のオープニングツールでめくるとパチっと外れます。
ここは2本とも2.4mmで同じネジです。
Dockコネクターの右上あたりに、小さなリボンケーブルコネクターがあります。ロックがかかっているのでプラスチックのオープニングツールでそっと立て起こします。
Dock端子右側の黒いゴムキャップを、上に引っ張ってフレームから引き抜きます。これ、マイクなんですよ。
Dock開口部にぐるりと粘着がついてますが、基板ごとめくってやれば
メリメリと外せます。この粘着だけは復旧できなさそうです。。
逆の手順で新しいDockアセンブリを取り付ければ完成です。
無事にDock経由のオーディオ出力が復活しました!
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