正月休みは巣籠もりして革小物修行をしとりました。
まず第一弾は前回も作ったパスケース。
同じ型紙ですが、今回はメンズ向けの渋めアレンジとなっております。
まずは床面処理。柔らかい革なので磨いてカッチリさせます。
接着予定の部分にマスキングを施して…
トコノールを塗ってガラス板で磨きます。
マスキングテープを剥がすとこんな感じに。
前回刻印を入れておくのを忘れて最後に裏側への影響が無いかヒヤヒヤしながら押した教訓を活かし、今回は縫製前に刻印を押しておきます。活版印刷用の活字でご依頼者ネームも押しておきます。
吟面を接着予定の革は、接着剤が剥がれないように縫いしろをカッターの背で削っておきます。
下ごしらえが終わったら接着剤で縫合予定部分を貼り合わせ、へりを落としてヤスリで形を整え、トコノールを塗ってコバを磨くとこんな感じに。メンズ向けなので角のアールは小さめにしてカッチリした印象に。
今回は柔らかめの革なのでミシンでダダッと縫います。
完成!
今回はミシンが使えたので製作時間短縮できたかな?と思ったけど、実際は手縫いと全く変わりませんでした。縫い作業よりも、前準備の段階が一番時間がかかるし品質に影響するんだということがわかってきました。
さぁ次はいよいよ、初めてのバイカーズウォレットに初挑戦です!
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