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職業用ミシンがやって来た

 

鋳物製の古い職業用足踏みミシンを譲り受けました。
製造されたのは1970年台。

 

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長年使っていなかったとの事で動きが渋くなっていたのですが、内部を清掃注油してベルトのテンションを調整するだけでスムーズに動き始めました。さすがに昔の鋳物ミシンは丈夫です。錆もなく、塗装表面の古いオイルの跡をエタノールで拭きあげただけで新品のようにピカピカになりました。前の持ち主がきちんとこまめに注油されていたことが伺えます。

 

ヤフオクに多数出品されている革縫い改造古ミシンの中ではアンティーク感の強い黒ミシンが人気で、このBlueChampionはあまり人気がありません。でも自分は黒ミシンよりこのグレーがかった水色の塗装のほうが好みです。

 

 

 

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さすがは職業用。家庭用のプラスチック製電動ミシンがオモチャに思えるほどパワーがあります。帆布の重なり部分の段差も、クロム鞣しの革も余裕でガシガシ縫えます。

 

ただ、針板の穴が小さいので16番くらいまでの針しか使えず、従って20番くらいまでの糸しか使えません。ごんぶとな0番糸を使って丈夫でワイルドな製品を縫おうにも23番針は太すぎて使えません。本格的に革を縫うためには針板と釜の改造が必要っぽいです。

 

てなわけで現在情報収集中。
素人なので釜の回転タイミングの話とか全然理解できない。。

 

 

 

 

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前々回の記事で苦労していた段漉きも、ホームセンターで980円で売られていたホビーかんなを使用することであの苦労が嘘のようにサックリ漉けるようになりました。ウン十万円も出してニッピの革漉き機買っちゃおれんしね。

 

道具も揃ってきたし、なにか定番商品と呼べるものを考えてお正月休みにのんびり量産できたらいいな。

 

 

 

関連記事:

 

職業用ミシンの革縫い改造

 


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