ASTERISK WORKS

原状回復可能な賃貸キッチンリノベーション

2016年9月15日
 
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友人から食器棚を譲り受けたので、この機会に我が家のキッチン収納を全面的に見直すことにしました。

 

 

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頂いた食器棚をキッチンに据え、とりあえず残ったスペースにモノを置いてみた状態がこの有様。ゴミ箱上のデッドスペースを有効活用しようと、メタルラックを半分にぶった切ってその上にモノを積んだらこうなりました。なんかグラグラして危ないし。

 

そこで、どこのホームセンターでも入手できる一番安い材木、ツーバイ材を使ってこのスペースにぴったりな棚を作ってみます。

 

 

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ツーバイ材は約2.4mで600円台と格安ですが、こんな割り箸みたいな色をしています。まずはコイツにBRIWAXという蜜蝋でできた着色ワックスを塗って、ヴィンテージ木材っぽくしてみます。

 

 

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作業したのが夏場なこともあり、ペンキのようにベチャッと伸びます。適当なスポンジで塗り広げて・・・

 

 

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しばらく乾かすとこんなザラッとした感じになります。主成分は蜜蝋ですがスゴイ石油臭なので野外の作業がオススメです。これを・・・

 

 

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こんなコシの強い硬めのタワシでガシガシ磨きます。すると・・・

 

 

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まるで使い込まれた木材のように木肌が光ります!
写真左が磨いた後、右が磨く前。
よーく磨けば、布でこすっても色移りしたりはしません。

 

 

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この柱を、ディアウォールを使って部屋に固定します。
天井から床までの高さより4cm短い柱を用意して両端にこれをはめ込むと、内蔵されているバネの力で天井を突っ張り、賃貸の部屋でも壁を傷付けること無く柱を固定できるというシロモノです。

ウチは-4cmでは突っ張る力が弱かったので、商品パッケージの台紙を切って中に詰め、突っ張り力を調節しました。

 

 

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こんな感じに空きスペースに柱を設置。店舗陳列でよく見かける、ロイヤルのチャンネルサポート金具を取り付けます。

 

 

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棚板用金具をはめて、空きスペースに合わせてカットした板を置けば、ぴったりサイズの棚の出来上がり!

 

 

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荷重で手前に倒れてくるのが怖いので、念の為隣の食器棚に金具で留めておきます。

 

 

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棚設置のため家具を避けた際に、ふとクッションフロアをめくって下を覗いてみたところ、ホコリやらカビやら虫の卵的なナニカ(直視不可)を発見してしまいました。棚設置の前に一応掃除とエタノール消毒をしたのですが、やはり気持ち悪いので大家さん了承のもとクッションフロアを交換させてもらうことにしました。

 

 

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クッションフロアを張り替えると一気に部屋の雰囲気が変わりますね。色が濃いので汚れも目立たなそうです。

 

使用したフロア材は東リのCFTI-8055。近所のホームセンターにて90cm幅が長さ10cm当たり65円だったので6m分購入。賃貸物件用に、跡の残らないクッションフロア固定用両面テープも売っていたので、フロア下にゴミや虫が入り込まないように外周をしっかり密閉・固定します。

 

以前NHKで「夏季肺炎が長引いてなかなか治らないと思っていたら、クッションフロア下でカビが繁殖していた」という内容を放送していました。ウチのカミさんも長く喘息を患っているのでココは念入りに対応したいところです。

 

 

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リビングとの境界には樹脂製の「への字押さえ」を貼って、クッションフロアがめくれてこないようにしっかり固定。2.4mで239円。こちらも跡の残らないタイプの両面テープを使用しています。

 

 

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次になんとかしたかったのはレンジ脇のこの壁。一般的なビニールクロスではなく、表面が紙でできている化粧ボードが貼られています。一応100均レンジカバーシートを貼って保護してはいますが、壁に油がついても掃除することが出来ません。固く絞った濡れ布巾で拭くと表面がボロボロ剥がれてしまいます。防火的にもちょっと心配です。

 

 

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そこで、3mmの極薄ベニヤに不燃ビニールクロスを貼ってパネルを作り、既存の壁にかぶせてみることにします。ベニヤは1枚448円。

 

 

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知人のクロス職人さんに訊いてみると、糊はダイソーのでんぷん糊で十分だとのこと。ただしベニヤにクロスを貼ると、糊の水分をベニヤが吸って膨張し、激しく反るので裏にもクロスを貼ったほうが良いとのことでした。

 

 

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ベニヤを覆える長さにクロスを切って・・・

 

 

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100均のハケで糊を一気に塗ります。本当は100均塗装ローラーがいいそうです。

 

 

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空気が入らないようにクロスをベニヤに貼り付けたら、剥がれてこないように裏からテープで固定。裏にもクロスを貼ったほうがよいとアドバイスされましたが、勿体無いので割愛。使用したクロスはリリカラのLL3612で10cm当たり42円でした。

 

 

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ホッチキスで壁に貼ってみます。

家が傾いてるので扉の枠と並行がとれてませんがご愛嬌。
パネルの継ぎ目や端部は、この後に製作する棚で隠す予定。

 

 

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スイッチやコンセント部分には、パネル作成時に穴を開けておきます。

 

 

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スイッチカバーやコンセントカバーを外してパネルの外に出して固定し・・・

 

 

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パネルの上からカバーをはめます。

 

 

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不燃ビニールクロスを貼ったとはいえ、コンロ周りにベニヤ板を使用するのは防火的に不安が残るので、念の為コンロ周りだけトタン板を貼ることにします。腐食に強いガルバリウム鋼板製で90センチ四方1枚934円。

 

 

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トタン板の端は鋭いので手を切らないようにへり返し加工をします。

端から1cmのラインにマイナスドライバーで力いっぱいすじを付け・・・

 

 

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金切りバサミで角を切り落とし・・・

 

 

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ツカミ箸で端を折り曲げてみます。
なんかグニャグニャになる・・・

 

 

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建材用強力両面テープでパネルに貼付。

 

 

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コンロ脇にヤカンや鍋をよけられるように棚板を作り、ここにも防火耐熱のためにトタンを張っておきます。

 

 

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次に、棚に使用する金具をアイアン塗料でヴィンテージ調に加工しておきます。

左から、無塗装のシンプソン金具、アイアン塗料を塗ったもの、塗装後400番のペーパーで磨いたもの。

 

 

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最初に作成した棚同様、天井と床でツーバイ材を突っ張って固定し、ワンバイ材をカットして作った棚板をアイアン加工したシンプソン金具で留めます。

 

本当はここもBRIWAXで着色したかったのですが、熱や水に弱く清掃時雑巾に色移りしそうなのでやめました。代わりに前記事で使用したローズガーデンカラーズのヌワで木部を塗装します。もともと野外での使用を想定している塗料なので、比較的熱や水への耐久性があります。試しにローズガーデンカラーズで塗装した木片をコンロで軽くあぶって耐火テストをしてみましたが、簡単に溶けたり変色したりすることはありませんでした。もちろん雑巾で水拭きしても全く問題ありません。

 

 

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そんなこんなでレンジ周りのリフォームも完成です!

 

 

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コンロ周りがトタン張りになってお掃除も防炎的にもチョット安心。
コンロ上の鍋やヤカンを脇によけられるようになりました。

 

 

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ビフォー

 

 

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アフター

 

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コンロに立ったまま手の届く範囲に道具が沢山置けるようになったので、使い勝手もだいぶ良くなりました。

 

 

 

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カテゴリー:インテリア
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