コタツの恋しい季節がやってまいりました。
我が家にもNational時代の古い家具調コタツがあるのですが、とっくの昔に壊れて以来ちゃぶ台として使用しております。下からホットカーペットでヌクめてみたのですがどうもぬるい。
大寒波の襲来が予想される年末年始をヌクヌクと過ごすため、今回はこの古いコタツを現代風に再生してみたいと思います。
このコタツは30年ほど前、当時一人暮らしを始めたばかりの私が知人からお下がりで譲り受けたものです。
ラベルをみると辛うじて「DK-S80H-K」という型番が読み取れます。製造年表記がなくパナソニックHPにも情報はありません。天板裏地に使用されているストーン模様は80年代の家具で流行っていたものなので、恐らく昭和末期の家具調コタツと思われます。
以前はこういった形のコントローラーが付いていましたが、壊れて捨てて以来代替品を見つけられずにいました。
いっそアイリスオーヤマの1万ちょいのオシャレコタツに買い換えようかとも思ったのですが、我が家のリビングに丁度良い80 × 80cmサイズのものがありませんでした。
その上、ヒーターユニットがメトロの交換用ユニットと同じモノだということを知り、それならヒーターユニットだけ交換したほうが安上がりだという結論に達しました。
これを使って、壊れた昭和なコタツを再生してみたいと思います。
古いヒーターユニットを固定するネジは、コネクター側から見て右側面に2本付いていました。これを外せば古いユニットが外れそうです。
反対側はネジではなく、突起がコタツ本体の穴に挿さっているだけでした。
メトロの交換用ヒータユニットの外箱裏側には、取り付け時に必要なコタツ本体側のネジ穴位置等が記載されていました。コネクターや調節つまみが干渉しないように、幅15cmに渡って開口部を作る必要もあるようです。
外箱の記載に従ってコタツ本体にノコギリを入れ、幅15cmの開口部を作ってみました。
切断後は、あとで足にトゲが刺さったりしないように黒刃カッターで面取りをして、300番〜400番くらいのペーパーで軽く角を丸めておきました。
両サイド面には、ヒーターユニットを固定するためのネジ穴を20cm間隔で合計4箇所ドリルで開けました。
付属の取り付けネジはM4ネジだったので、穴の直径は5mmに。でも裏面にマスキングテープを貼るのを忘れたので穴の周辺がバキバキにササクレてしまいました・・・。
これでコタツ側の加工は完了です。
ところが、付属のネジでは長さが足りず固定できませんでした・・・。
ウチのコタツの木枠の内寸が32cmで、交換用ユニットが29cm角なので余裕で収まると思ってたのですが、付属の化粧ネジは長さ3cmしかありませんでした(泣)
ホームセンターへ走り、長さ4cmの化粧ネジを探したのですが見つからず。
仕方ないのでM4 × 40mmの六角穴ボルトとワッシャーで代用。
無事にヒーターユニットを固定することができました。
取説どおりに15cm幅で木枠をカットしたので、ケーブルとコントローラーはうまく木枠をかわせていますね。
問題は、コイツをどう固定してやるかですが・・・
クリップを穴に通してから横向きにすることでなんとか固定。
これでコタツ本体の再生は完了しました!
コタツの天板もボロボロなのでリメイクシートを貼ることにしました。
リメイクシートはあらあじめ天板の大きさプラス10cmくらいに裁断しておきます。
端っこの裏側にシールが付いているので、ここから剥離シートを幅10cmくらいにわたって剥がします。
めくった部分を天板の一方の辺に貼り、空気を押し出しながら少しづつ剥離シートを奥へ押してやるとキレイに貼れました。
へりは折り返して、角の部分は切れ目を入れたら丸く貼れました。
コタツにもぐってゴロゴロしたいのに、コタツが低すぎて寝返りがうてません。
そんなわけでホームセンターでコタツの足を買ってきました。店頭価格は800円台だったのですが、通販だと高いですね・・・。
バッチリ寝返りがうてる高さになりました!
仕上げにフランネル素材のふわふわコタツ布団をかけたら出来上がり!
モケット生地っぽいダークグリーンのものを探して購入したのですが、実際に届いたモノは抹茶色でした・・・。
いい感じにいま風のコタツになりました!そしてホットカーペットでぬくめてた時とは段違いの暖かさ!
これでなんとか年末年始の大寒波は快適に乗り切れそうです!
天板シートの貼り方は写真と文章では分かりづらいとおもうので、YouTube動画もご参考にどうぞ。
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