近頃ウチのカミさんが毎朝電気スタンドに顔をくっつけてるので不思議に思ってたら「高照度光療法」なるものがあるそうです。
なんでも日照不足による不眠やうつ症状その他冬季体調不良を、朝に人口の光を浴びることで改善しようという療法みたいです。
んで、そのための製品がいろいろ発売されてはいるのですが、これがまたびっくりするほど高額!
■ VALKEE
■ BrightLight ME+
うへぇ…。たかが光るイヤホンと蛍光灯がなんでこんなに高額なんでしょ?!
「作れるんじゃない?」とカミさん。
たまたま材料が手元にあるので試しに軽い気持ちで作ってみることにしました。
先日こんな譜面台灯を買ってたのですが…
たまたま暗すぎたので中の球を引っこ抜いて、LEDテープ2列仕込んで42灯に改造していたのです。
ドヤっ
そんで、引っこ抜いて余ってたLED球にイヤホン用シリコンカバーかぶせて…
USBパワーバッテリーに直結!!(今思えば無謀でした…)
試しに装着したら耳の中が熱い…
白色LEDなのに青くなって来たし。
そんで、一晩で壊れて点灯しなくなりました。
よく考えてみたら、LEDの事なにも知らなかった・・・。
豆電球みたいに単純に電源に繋げばいいと思ってた・・・。
で、Google先生に訊いてみました。
”LEDを直接電源に接続すると、過電流により壊れます。”
知らんかったな〜。(´・ω・`)
危うく耳が燃えるトコロでした。
そんな訳で保護回路の材料と、高照度光療法に適していると言われる6000K〜6500Kの色温度で光るLED球を取り寄せることにします。
■ SEMITEC定電流ダイオード10mA
あと、高演色(太陽に近い色)を謳ったLEDや蛍光灯が巷に溢れているので、実際の演色性能を確認するためにスペクトル計を入手します。
↑まぁ、こんなの高くて買えないので手作りですが。
https://publiclab.org/sites/default/files/8.5x11mini-spec3.8.pdf
↑これをダウンロードして来て組み立てて黒く塗ります。
図面部分をPhotoshopで白黒反転させて厚紙に印刷すると楽です。
忘れずに裏面も黒く塗りましょう。
いらないDVD-Rをハサミで2cm角に切り取ります。
切り取ったDVD-Rから信号記録層を剥ぎ取って捨てます。
使うのは保護層の内側の面。ミクロの溝がいっぱい掘ってあるのです。
黒箱に光の入射スリットと観察窓を開けます。
観察窓にDVD-Rの保護層フィルムを両面テープで貼ります。
組み立てたら、この窓にスマホのカメラをくっつけて簡易スペクトルメーターの出来上がり!!
試しに曇り空を測ってみるとこんな感じ。
上が紫外線側で下が赤外線側。
各波長がまんべんなく均等に含まれていますね。
部屋の電球色LEDの光です。
自然光に比べると緑と赤が部分的に強く出て、青がカットされてますね。
ブルーライトと呼ばれる青から紫にかけては自然光より強め。
高演色LEDが届いたら、さっそく演色性能を確認してみることにします。
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