今回はダメモトでの水没iPhone5修理のご依頼です。
前回からお馴染み5つ星型ですね。
セット物のやっすいドライバ使ってて前回ネジをなめてしまったので、今回はAmazonで最も評判のいい中国深センLODESTAR製ペンタローブドライバーを使用してます。
ホームボタン側から引っ張ります。スゲェ硬いです。
あんまり力まかせに引っ張るとカメラ付近のリボンケーブル類をぶっちぎるので注意。ちょっと隙間が開いたらツールでゆっくりこじ開けていきましょう。
飲み物へ頭から突入後、だんだん画面が点滅して映らなくなったとの事でしたが、内部への侵入は思ったより軽微。イヤースピーカーと電源ボタンから侵入した少量の飲料がカメラ下の各種コネクター集中部に到達してしまいショートした感じ。
おっかないので発火しないうちにバッテリー抜いておきましょ。。
バッテリーの右側にあるコネクタカバーを外します。
例によってネジの長さが違うので刺さってた場所は覚えときましょう
カバーが外れたらその下のコネクターをプラスチックツールでそっと外します。
飲料でネチャネチャするコネクタカバーを無水エタノールで軽く拭いてからカバーを外します。
右側のカメラケーブル、下のデジタイザケーブル、上のLCDケーブルの順にコネクタを外していきます。
LCDケーブルとロジックボードを繋ぐコネクタが飲み物でベトベト。
多分ここがショートしてるのが原因で画面が映らないんだと思う。なので、薬局で買ってきた無水エタノールを綿棒に含ませて根気強くお掃除。
おし!ピッカピカ!
LCD側のコネクタもお掃除。
綺麗になりました!
コネクタ周りが綺麗になったら、次は侵入経路となったイヤースピーカー周りを確認。スピーカーを固定するカバーを外します。
ココもネジの長さが異なっているので注意!
イヤースピーカーを外したところ。意外と大丈夫そうです。
フロントカメラ下の謎のセンサー穴も大丈夫そうです。
むしろリボンケーブル周辺がベトベトなのでクリーニング。
ひと通りの無水エタノール洗浄が完了したので元通りに組み立て。
電源を入れたところ無事画面も映り、受話音声も前後カメラも問題なし。めでたく完治!