ロリポップレンタルサーバーへ新規WordPressサイトを設置することになり、ローカルで制作したWordPressを丸ごと移設しようとしたのですが、コレが思ったようには行きませんでした。
同様の悩みを持った人は少なくはないと思うのですが、検索してもあまり信頼できる情報が出てこなかったので今回の対処を記事に残しておこうと思います。結果から言うと何も悩むことはありませんでした…。
従来はコレで問題なく移行できてたのですが、今回は何故か画像もカスタムCSSもテーマファイルのデフォルト状態に戻ってしまいました。
テーマファイルやプラグインをじっくり読み解いて原因を探ってみたいところではありますが、今後も同じモノを使用するとも限りませんし、今回はあまり時間がありません。
そこで今回は、便利なWordPress移行プラグインに頼ることにしました。
個人的には従来このブログのバックアップ用にUpdraftPlusを使用していましたが、最近の流行りを調べてみるとどうやらAll-in-One WP Migrationが人気のようです。理由は「操作の簡単さ」。
サイト完成後にバックアップ操作を客先に引き継がなくてはならない点を考慮すると、このプラグインをを導入しておいたほうが良さそうです。
しかし、そうはスムーズに行きませんでした。
ローカル側のバックアップは無事に取れてたのですが、サーバー側にリストアしようとすると…
おぅふ。
何故かLolipopでは100MB迄しかアップロードできず、微妙に容量オーバーでした。
プラグイン画面の説明通りここは素直に課金してアップロードサイズを上げようと思ったものの、念の為ググってみると「課金してもロリポップではアップロードサイズが上がらない!」なんて記事がヒットして一気に課金するのが不安になります。
念の為実験してみるとローカル側では512MBまで読み書き出来たので、これはなんとなくサーバー側のphp.iniのupload_max_filesizeの値が原因のような気がしてきました…。
うん、やっぱり100MBだコレ。
確かLolipopはphpをモジュール版からCGI版に変えればココの数値がイジれた気もするのですが、客先が他サイト運用中なので勝手に変更する訳にも行きません。
#使用メモリ上限 php_value memory_limit 512M #POSTデータサイズ上限 php_value post_max_size 512M #アップロードファイルサイズ上限 php_value upload_max_filesize 512M
割り当てて貰ってるディレクトリの.htaccessファイルに上記を書き足せば、他サイトに影響なく設定が変えられるかも!
そんなに甘くなかった。
何も無理にPHPでアップロードしなくても、All-in-One WP Migrationプラグインがバックアップファイルを保存するディレクトリを探して、FTPで直接ファイル放り込めば良くね?とひらめきました。ワシ天才かも。
探してみるとありました!wp-contentディレクトリ内に「ai1wm-backups」というディレクトリが!早速バックアップファイルを放り込みます。
無事に認識されました!早速復元ボタンポチッとな。
甘くなかった。
ですよねー。
よく考えてみたら、リストア可能だったら課金回避されちゃいますしねー。
でもこれで、バックアップファイルはFTPで直接アップロードが可能だということが証明されました!せっかく課金してもLolipopの仕様のせいでリストア不可なんていう事態は回避できそうです。
開発元HPで支払いを済ますと直接メールで追加プラグインのダウンロードリンクが送られて来る流れでした。どうやら一度購入すればどこのサイトでも何度でも自由に使っていいみたいです。
早速プラグインをインストール&有効化して、バックアップをリストアしようとしてみると…
FTP経由でアップロードなんかしなくても、普通にインポート画面から容量無制限でアップロードできたようです。色々悩んで右往左往してたのがバカみたいですね。
他サイト記事なんて真に受けずに最初から素直に課金してりゃよかったです。