Appleの2018年iPhoneバッテリー交換プログラム実施時、AppleStoreの予約が全く取れずに交換を諦めていたカミさんのiPhoneのバッテリーがいよいよダメになってきました。
格安交換プログラムの終了した現在ではAppleStoreの予約はすんなり取れるようになっているのですが、仕事が忙しく予約来店が難しいので家で交換して欲しいとの事。
そんな訳で久しぶりにDIYでiPhoneのバッテリー交換をしてみました。
今回はAmazonで「ZNMT」というメーカーが販売している互換バッテリーを購入しました。PSE認証済で2年保証付き、容量は純正より少し多いみたいです。
工具も付いてます。樹脂製ピンセットはありがたいですね。
何故か現在はAmazonで扱いが無いようですが、同じような製品は沢山出回っています。
一応作業マニュアルも付属していたのですが、日本語がおかしい上に工程はしょってたり、不要な工程が記載されていたりと全く当てにならない内容だったので無視します。
simトレイ取り出して…
Lightning端子両側のペンタローブネジを外します。
キットにはまぁまぁ良い精度のドライバーが付属していました。
以前安い工具でこのネジがなめてしまった苦い経験がありますが、今回は問題なく外れました。
キットには簡易的な吸盤も付属してましたが、今回は以前購入していた専用工具を使いました。
パネル手前側に隙間があいたらリムーバーかピックを突っ込んで、本体側面へとコジッていきます。
フロントパネルが開いたら、バッテリーコネクターのカバーを固定している2本のネジを外します。こちらはプラスドライバーで外れます。
ネジの長さが左右で違うので位置は覚えておきましょう。
カバーを外したら…
百均マグネットシートにネジと一緒に貼っておくと紛失しませんし、ネジの位置も覚えやすいです。
カバーを外したら、その下のバッテリーコネクタを外します。
付属のマニュアルではその他本体上方のコネクターも外すと書かれていますが、バッテリー交換時に外す必要があるコネクタはここだけです。
iPhoneのバッテリーは特殊な粘着テープでボディに接着されています。
横から引っ張るとビローンと伸びて粘着力が消失するという不思議な粘着テープです。
バッテリー下方に貼られた黒いシールをめくると、中から白い特殊粘着テープが現れます。これを…
途中でちぎれてしまわないように細心の注意を払いながら、下に向けてビローンと引っ張っていきます!
細心の注意を払っていても途中でちぎれちゃうんですよねぇ・・・。
ちぎれた時は、周辺の部品を壊さないように注意しながらバッテリー下のテープを根気強くほじくりだしては再度ビローンと引っ張ります。
古いバッテリーをこじってひん曲げると発火しそうでドキドキですが、同じ要領で3本のテープを全て取り除いていきます。
無事、破裂させることなく取り外せました!!
新バッテリーに付属している粘着テープは、なぜか小さいiPhone用の2本タイプのものですが、気にせずそのまま使用することにします。
まずは青いフィルムを剥がして・・・
バッテリーの裏面に貼り付けます。貼付位置はこのあたり。黒い部分がへりからはみ出す感じで貼ります。
赤いフィルムを剥がして・・・
本体にバッテリーを貼るより先に、バッテリーコネクターをパチっとはめ込みます。
本体に貼ってから「コネクターが届かない!」となっては目も当てられないですからね、先にコネクターを接続してからバッテリーを本体に貼ります。
バッテリーを貼ったら青いフィルムを剥がして、粘着テープの取っ手をバッテリー表面に貼り付けておきます。
バッテリーカバーを元通り組み付けて、フロントパネルを閉めてLightning端子両端のペンタローブネジを閉め、simトレイを挿入したら完成です!!
緊張の一瞬です。
ホッと一安心。
「交換が必要です」と表示されていたバッテリーの状態画面も、無事に「最大容量100%」表示に戻りました!!